名もなきブログ

~もっとシンプルに生きる~

子育ては罰ゲーム? 6/1800

高校以来の読書感想文を書きたいと思います。笑

 
 
中学のときなんか読書感想文が宿題に出てても読書もしなければ感想文なんか書くわけもなく・・・
高校生になっても中学の友達が書いた読書感想文を借りてそれと全く同じものを3年間書き続けました・・・
 
 
 
文章を書くのは好きでしたが読書が大の苦手でした。
朝の10分読書とかありましたけど
おれ勉強します!とか言ってサッカーノート書いてました。
 
 
そんな僕でも最近、読書が楽しくて仕方ないです!
小説とかはまだちょっとまだハードル高いけどビジネス本とか自己啓発の本とかを読んでいろんな人の経験や考えを本を通して知れてその中で少しでも自分のプラスになるものを仕事や生活に活かしていくのがおもしろいです。
 
 
 
 
そんな僕が最近読んだ本は
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古市憲寿さんの「保育園義務教育化」という本です。
 
 
まず感じたのは、日本は本当に伝統とかこうあるべきだっていう固定観念が強い国だなってことです。
 
 
 
最近、山田優が母親になったにも関わらず金髪でがっつりネイルもしていることが
「母親のあるべき姿じゃない!」とか「本当に子育てしているのか?」とネットで叩かれていますが
子供のいる母親は、母親以前に1人の女性であり、1人の人間であるということを忘れている人があまりにも多いのではないか?ということを古市さんも言ってました。
 
 
 
 
電車などでベビーカーを押して乗ってくれば周りからは白い目で見られるし、
産後しばらくして子供を保育園や親に預けて仕事を頑張れば「子供がかわいそう」と言われる。
会社では育休もなかなか取れずにそのまま仕事をやめなければいけないという人もいるという話も聞く。
育休から復帰しても子供のことは会社は気にもかけてくれずに帰る時間の融通も効かない。
そしてお母さんいつも孤独です。1人で子育てをしなきゃいけないの?と言わんばかりに。
 
 
 
 
まるでお母さんになることは罰ゲームのようだ。
このように母親になって子供を育てることがとても厳しいのが今の日本。
 
 
 
 
そして日本には待機児童もめちゃくちゃいる。
日本の潜在的な待機児童は少なくとも100万人はいるといわれている。
 
 
 
 
お母さんたちは保育園に子供を入れることにものすごく必死。
子供を保育園に入れるために1人親のほうが入りやすいからその時期だけ離婚するという家庭もいるくらい。
 
 
 
いまの時代に一般家庭で旦那だけの収入で生きていこうなんてリスクが高すぎる。
なのに昭和のこうあるべきが残ってるのか知らないけど
妻が家庭を守り、夫が家庭を支えるという固定観念がいまだに持っている人が多いようだ。
その伝統はずっとあるように思えるが日本の経済が成長し始めた時期に生まれたようでまだ数十年の歴史しかない。
それよりずっと前の日本では捨て子などは当たり前で全然子供を大事にしてなかったらしい。
 
 
 
 
今読んでてもわかるように今の日本は子育てがしやすい国とは言えないし、僕たち若者も結婚して子供を産みたいとなかなか思えないような状態である。
 
 
 
これからの日本は女性の社会進出が期待されてるけど
まず子育てをしやすい国、子供を産みたいと思えるように整備することの方が先な気がする。
 
 
 
 
そこでこの本では保育園を義務教育化にしてすべて無料で国が負担してもちろん保育の質も確保していけば
待機児童は解消されていくのではないかと。
別に義務教育で義務だからと言って毎日通わなくてもよくて週に1回でもOKというふうに軽い感じにして行きやすい環境にしてあげる。
義務教育なら預けるのが当たり前だし、まわりからあーだこーだ言われる筋合いもない。
なによりお母さんたちが子育てを孤独にやらなくて済むし、社会復帰もしやすい。
 
 
 
 
そんなことがもっとわかりやすく詳しく、しっかり裏付けがあることが書いてあるので子育て中のお母さんや子供のいるお父さんにもこれから結婚していく僕たち20代も読んでほしい1冊です。
 
 
 
 
書いていてまとまりが無さ過ぎて自分にドン引きしているのでまた新しい本を読んだら読書感想文に挑戦したいと思います。