名もなきブログ

~もっとシンプルに生きる~

自分の怒りを子どもにぶつけても子どもは成長しない  18/1800

 

 

よくショッピングモールで子連れの家族とか道で子どもと一緒に歩いてるお母さんを見ていて最近気になることがあります。

 

 

それは子どもがなにかいけないことをした時のお母さんの子どもへの対応です。

 

 

まあ出先なのでそんなじっくり話をすることも難しいのかもしれませんが・・・気になります。

 

 

 

例えば

子どもがショッピングモールの室内で走ってしまったときに

 

お母さんは

「なにやってんのよ!走っちゃダメでしょ!」

 

と怒ります。

それを結構強めに汚い言葉で言ったりしてるヤンキーみたいなお母さんもたまに見受けられます(^^;)

 

子どもはなにも悪いことしてないのにお母さんが仕事や家事で疲れてイライラしてるだけで「テレビばっか見てんじゃないよ!!」怒られてしまう子どももいるはずです。

 

 

なにが言いたいかというと

子どもは怒っただけでは成長しないということです。

ましてやお母さんの怒りの感情を子どもにぶつけているだけだとなおさらです。

 

 

よく本などで「怒る」と「叱る」は違うというのを目にしますが本当にその通りだと思います。

 

 

この違いはなにかと考えたときに

 

怒る→自分にベクトルが向いている

叱る→相手にベクトルが向いている

 

 

なんじゃないかなと僕は思います。

 

 

怒るということはさっきも言った通り

 

子どもがなにかいけないことをしたときにその行動に自分が腹を立ててその怒りの感情を子どもにぶつけてること。

 

ただただそのやったことに対して「ダメでしょ!」とか「なにやっとんねん!」と自分の感情を吐き出してるにすぎないのです。

 

これでは言われた子どもは今やったことはやっちゃダメなことなんだということは子どもにとって絶対的なお母さんから言われたらわかるかもしれませんが

 

なんでダメなんだろう?というところまではきっとわからずに終わってしまいます。

 

ここが怒ると叱るの違いです。

 

怒ることはマスターべーション(自己満足)に過ぎないのです。

 

叱るということは相手にベクトルが向いているのことなので子どもがなにかダメなことをしたときに自分も腹を立てるかもしれませんがその感情を子どもにぶつけたりしません。

 

叱るうえで大切なことは子どもが自分で考えて気づくことです。

子どもはダメなことでもなんでダメかを自分で理解しないとまた同じことをやらかします。

 

 

そうしてもらうために重要なのは大人が一方的に話さないことです。

怒ってる人は一方的にガーーーーーーッと話して子どもに話す時間も考える時間も与えません。

 

 

叱ることで大切なのは質問することです。

 

「いまやったことやったらどうなるかな?」

 

「やられた人どう思うかな?」

 

「じゃあどうすればよかったかな?」

 

といったように子どもに質問してあげて考えさせて話す時間をいっぱい与えることで自分で気づくこともできます。

 

この質問をするときにも心がけることがあってYES/NOで答えられちゃう質問はしないことです。

 

Why?とHow?をいっぱい使って質問することで子どもも考えて話さなければいけなくなるのでより考えて気づくことができます。

 

 

これ僕もなるべく心がけてサッカーの練習に挑んでるのですがどんな質問をすれば考えるか気づいてもらえるかを考えて質問するので結構頭使います。笑

 

子どもだからといって大人が全部言葉で教えても子どもはわかりません。

子ども自身で考えて気づくことでちゃんと自分のものになるのです。

 

 

だから自分の感情を爆発させている人がもしいたら子どもにいっぱい話させるための質問をするように心がけてみてください。

 

 

最初は質問しても子どもは全然話せないと思いますが自分が今まで一方的に話してるだけだったんだなと反省しつつ質問することをを続ければしっかり自分の考えを話せるようになります。

 

 

子どもの成長を長い目で見て子ども自身に成長してもらえるような会話を親子でできたらいいですよね^^

 

 

 

~イライラしてるなら

子どもに質問をして愛を補充してあげよう~